父は自由人で僕がどこに行っても「あそう?」みたいにほったらかしにされますが、母は基本的に心配したがりで、結局、僕に対しての依存度は断然母のほうが上です。中国でおばあちゃんと二人で暮らしていますが、僕が日本に来る前に二人で暮らしていた毎日が懐かしいとこぼしたこともあります。里帰りを頻繁にするように心がけていますが、旧正月前に帰国し、中国で春節を過ごすのは来日10年目にして初めてです。
わくわくというか、10年前の中国を思い出したりして、とても不思議に思いました。
万博開幕100日前を切り、上海では幹線道路の高架橋のライトアップがリニューアルされ、省エネのLEDを用いた光が上海の夜景をより魅力的に演出しています。
題して「10億人民大移動」の旧正月ラッシュ(春運)。日本のGWラッシュなんて小さい粒のように思えてきます。ちぇ、みたいな(笑)。とにかくまわすぞと気合を入れている身近な中国系航空会社、その話を聞けば「3桁単位の増便」なんて驚くもんではありません。一方、出稼ぎの人たちの足である列車の賃上げ・実名購入制が実施され、注目を浴びています。朝日新聞でも取り上げられたように、これが大変なんですよ。少しでも変わってきていますが、この変化にはうん十年もかかったと思うと、正直、国鉄はJRみたい分割して民営化・上場しちゃえと考えたくなります。
10年前に禁じられていた爆竹や花火も、いまなら指定エリアなら楽しむことが可能になり、中国人が無理に西洋化せず、自らの文化や伝統を大事にするようになりました。10年前に「ロゴがしょぼい」と罵声を受けていた「銀聯カード」、やがて発行数が億単位になり、「Unipay」という愛称でいずれVISAやマスターを超えるだろうと思うようになってきた今。ニューアークから東京に戻る途中、相席だったアメリカ人のおじいちゃんが言っていた、「いまは、こっちが世界の中心になりつつあるからね」(The center of the world is going to be Asia.)
また一年が終わるんだ。
天国のおじいちゃんへ、今年は中国で旧正月だよ。



ずっと悩んでいたことが決まっても、これでいいのかとか、また悩んでしまうのが、僕の性格。
友達が集まる誕生日パーティに参加したら、